◎蒲生の古墳


4、大塚町の群集墳

①大塚古墳 創始は菅原道真が大宰府に左遷の時、当地に隠棲した長男高䂓の墓という。径約20.0m・高さ約4.0mの墳頂部平坦な円墳であり、6世紀後半の須恵器・埴輪が出土している。墓域には大塚家代々の墓がある。

②頂〈ちょう〉塚 面積約100㎡・高さ約2m。

③藤の神の塚 別名「たたり塚」面積約100㎡・高さ約2m。

④桂順尼〈けいじゅんに〉の塚 大塚の前に桂順尼が住職の尼寺が在ったのでその人の塚か。

⑤庚申山の塚 庚申山に石塚があったが、大正の初めに現在の所に移された。

⑥竹ケ尻の塚 面積約10㎡・高さ少し。

⑦飯道塚古墳群

⑧かきだての塚 大塚町小字山の下に所在し明治時代に田んぼとなった。

⑨御前塚 大塚町小字高座に所在し明治時代に田んぼとなった。

⑩じゃ塚 面積約15㎡・高さ約1m。御代参街道沿いにあったが、昭和時代に削平された。

⑪飲ガ塚古墳。

⑫東大塚古墳など小円墳が点在していた。

大塚古墳全景

大塚古墳埴輪

〈はにわ〉

大塚古墳坏身〈つきみ〉